新型コロナウイルス感染症に関する患者様へのお願い

感染拡大防止のため下記に該当する方は直接来院せず当院へお電話にてご連絡ください。

・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が「2日以上」続く方
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
・発熱やせき・息切れがあり、次のいずれかに該当する方
・同感染症の患者さんと濃厚な接触があった方
・14日以内に同感染症の流行地域から帰国した方、または帰国した方と濃厚な接触があった方

次の方は上記症状が「2日程度」続いたら当院へご連絡ください。

●高齢者
●透析患者
●妊婦
●糖尿病・心不全・呼吸器疾患がある
●免疫抑制剤・抗がん剤などを用いている

帰国者・接触者相談センター(一宮保健所)電話番号「0586-72-1699」

新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために

感染拡大を防ぐために

国内では、散発的に小規模に複数の患者が発生している例がみられます。
この段階では、濃厚接触者を中心に感染経路を追跡調査することにより感染拡大を防ぎます。
今重要なのは、今後の国内での感染の拡大を最小限に抑えるため、小規模な患者の手段(クラスター)が次の集団を生み出すことの防止です。
「小規模患者クラスター」とは感染経路が終えている数人から数十人規模の患者の集団のことです。

◆これまでに国内で感染が明らかになった方のうち8割の方は、他の人に感染させていません。
◆一方、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントなどでは、一人の感染者が複数に感染させた事例が報告されています。

ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合
家庭内でご注意いただきたいこと ~8つのポイント~

部屋を分けましょう

◆個室にしましょう食事や寝るときも別室としてください。
・子どもがいる方、部屋数が少ない場合など、部屋を分けられない場合には、少なくとも2m以上距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします。
◆ご本人は極力部屋から出ないようにしましょう
トイレ、バスルームなど共有スペースの利用は最小限にしましょう。

感染者のお世話はできるだけ限られた方で

◆心臓病、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方などが感染者のお世話をするのは避けてください。

マスクをつけましょう

◆使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。
◆マスクの表面には触れないようにしてください。マスクを外す際には、ゴムひもをつまんで外しましょう。
◆マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗いましょう。(アルコール手指消毒剤でも可)
※マスクが汚れた時は、すぐに新しい清潔な乾燥マスクと交換。
※マスクがないときなどに咳やくしゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆う。

こまめに手洗いをしましょう

◆こまめに石鹸で手を洗いましょう、アルコール消毒をしましょう。洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください。

換気をしましょう

◆定期的に換気してください。共有スペースや他の部屋も窓を開け放しにするなど換気をしましょう。

手で触れる共有部分を消毒しましょう

◆共有部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
・モノに付着したウイルスはしばらく生存します。
・家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、使用料の目安に従って薄めて使ってください。(目安となる濃度は0.05%です。(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25mlです。))
◆トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう。
・タオル、衣類、食器、橋・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄で構いません。
・感染者の使用したものを分けて洗う必要はありません。
◆洗浄前のものを共有しないようにしてください。
・特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどでは共有しないように注意しましょう。

汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう

◆体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。
・糞便からウイルスが検出されることがあります。

ゴミは密閉して捨てましょう

◆鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨ててください。その後は直ちに石鹸で手を洗いましょう。


ご本人は外出を避けてください。

ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察し、不要不急の外出は避け、特に咳や発熱などの症状があるときには、職場などに行かないでください。